対称性の検証と精密分光
CERN・理化学研究所で反水素原子の世界初の合成に参画(Physics World誌「2010年 Top 10 Breakthroughs」第1位 ↗)。J-PARCではミュオニウム超微細構造測定の心臓部となるマイクロ波共振器の開発を主導し、ラビ振動分光法の確立への貢献で西川賞を受賞。スイスPSIでは中性子EDM探索のための磁力計を開発。CPT・CP対称性という現代物理学の根本課題に、装置開発の中核から挑んできました。
素粒子・原子物理学の精密測定で培った放射線検出器技術を極限まで小型化することを一貫した核として、素粒子・原子核・原子・宇宙線・放射線計測の実験研究を分野横断的に展開しています。
CERN・理化学研究所で反水素原子の世界初の合成に参画(Physics World誌「2010年 Top 10 Breakthroughs」第1位 ↗)。J-PARCではミュオニウム超微細構造測定の心臓部となるマイクロ波共振器の開発を主導し、ラビ振動分光法の確立への貢献で西川賞を受賞。スイスPSIでは中性子EDM探索のための磁力計を開発。CPT・CP対称性という現代物理学の根本課題に、装置開発の中核から挑んできました。
宇宙線ミュオンで地下の密度分布を可視化するミュオグラフィを、着想から大型資金獲得まで自ら立ち上げました。下水管内を自律走行するドローンに小型検出器を搭載して道路陥没を未然に防ぐ「自律移動型ミュオグラフィ」はJST創発的研究支援事業に、市民や中高生の観測参加がそのまま研究データ取得網となる「市民参加型ミュオグラフィ」は科研費基盤研究(B)に採択。11カ国20団体に広がる検出器ネットワークが観測基盤です。
小型放射線イメージング基盤を、物理計測の枠を越えて医療・社会へ接続しています。ナノ粒子の放射化イメージングによる薬剤の生体内可視化、アルファ線核医学のマウス全身イメージング、陽子線治療の飛程検証システムなど医学物理の最前線に加え、赤色立体地図による戦国時代金山遺跡の解析(情報地球学会論文賞)まで、学際連携を広げています。
これまで、素粒子は子どもたちにとっては遠い存在でした。手のひらサイズの素粒子検出器を中高生に貸与して、自宅での素粒子観測・探究活動を啓発しています。一連の普及啓発活動により2025年、文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)を受賞しました。
国際素粒子物理アウトリーチグループ(IPPOG)で、11カ国20団体の宇宙線教育ネットワークを統括(2024年5月〜)。
CERNの高校生実験コンテストの日本コンタクト(2021年〜)。2024年には日本の女子高生5人チームが世界最優秀賞を受賞し、CERNでの実験を実現。
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