中高生にとって教科書にとっての理科と現実の世界の科学がつながるためには、授業外での活動を啓発することが重要です。ここでは過去にサポートした課外のプログラムや自主的な活動を紹介します。
2013年に土曜日に「自由研究」という講座を生物の教員と開講しました。中学2年から中学3年を対象として、自由研究の計画、準備、解析などをサポートしていくというものです。このプログラムの中での自由研究を発展させて自然科学コンクールや物理学会Jr.セッション等で発表した生徒もいました。
数学でサイコロの出る目は同様に確からしいものとする、という言葉があるがこれは本当か?という疑問からさいころの出る目の偏りを調べた実験です。さいころの非対称度や1の目の掘り方などによって出る目の確率が微妙に違うことはよく知られていますが、特に空気中と水中での違いといった環境による依存性を実験的に調べていました。
高校生の一部のクラスを対象に、興味関心に合わせていくつかの研究グループを作り、話題になっている論文を読んだり教科書を飛び越えた研究を行う活動に関わりました。その中でも特に素粒子物理や、天文分野につながるようなテーマを中心にサポートしました。
Belle実験のデータを用いて解析を体験できるプログラムのb-labを用いて、様々な粒子の再構成に取り組みました。
Belle実験のデータを用いて解析を体験できるプログラムのb-labを用いて、様々な粒子の再構成に取り組みました。
SDSSという星観測データのライブラリを用いて、ハップル定数の計算等の解析に取り組みました。
高1の文化祭において、話題になっている論文を一つ取り上げ、15分程度で紹介する取り組みのサポートを行いました。